相続した不動産がどれだけあるのか分からない場合の相続手続き

預貯金と実家の不動産は問題なく手続きできるが、甲府市の土地については所在が分からないと相続登記を申請することが出来ないので当事務所でまず土地の所在を調べることになった。

依頼者から評価証明書と名寄せ帳取得の委任状を貰い甲府市役所に請求し確認したところ、山林や雑種地であるいくつかの土地を甲府市に所有していた。

土地の所在が判明したので、引き続き必要な戸籍一式の取得、遺産分割協議書の作成を行い、金融機関とのやり取りと不動産の相続登記申請の準備を進めていった。

無事に預貯金口座と不動産の手続きが完了し、完了書類をお母様へお届けしました。

亡くなられた方が所有していた不動産で大まかな場所は分かるが、住所までは分からないのでどうすればいいかというご相談はよくいただきます。

このような場合は不動産所在地を管轄する役所へ名寄せ帳を請求すれば、所有している不動産を知ることできます。

相続の際に手続きする財産に漏れが出てしまうと、もう一度相続手続きをやり直さなければならず相続人全員の負担となります。

似たようなケースでお困りの方は当事務所にお気軽にご相談ください。